あなたには聞こえますか…………
2月4日12:45
義信は消防署内の受付から、亀城を呼ん
でもらっていた。
二人は顔を合わすことになり、
お互いに挨拶を交わしていたのだが、
「お疲れさまです。刑事さんが私に何か
ようでも?
あれ……あなたは。確か……」
「お疲れさん。ん。どこかでお会いしま
したかな?」
「ええと。確か……そうだ。
亡くなった恋人を、部屋で見つけたと言
う男性がいた事件。
必死に無実を話してた男性……
その現場で、あなたには会ってますね」
「あー。そうか……あの時か。
まさかそんな接点があったとはな」
「しかし今日は、どういった要件で?」
「いやね、たいしたことではないのです
がね、少しだけ聞きたいことがありまし
てね。
星田花梨さんについて」
義信は消防署内の受付から、亀城を呼ん
でもらっていた。
二人は顔を合わすことになり、
お互いに挨拶を交わしていたのだが、
「お疲れさまです。刑事さんが私に何か
ようでも?
あれ……あなたは。確か……」
「お疲れさん。ん。どこかでお会いしま
したかな?」
「ええと。確か……そうだ。
亡くなった恋人を、部屋で見つけたと言
う男性がいた事件。
必死に無実を話してた男性……
その現場で、あなたには会ってますね」
「あー。そうか……あの時か。
まさかそんな接点があったとはな」
「しかし今日は、どういった要件で?」
「いやね、たいしたことではないのです
がね、少しだけ聞きたいことがありまし
てね。
星田花梨さんについて」