あなたには聞こえますか…………
2月12日16:50
約束の場所には、既に自信ありげに立つ
義信の姿があった。
「おまたせしました。
では、早速行きましょうか」
「よかったよ。来てくれて。
じゃないと俺一人で、星田花梨さんに会
いに行く事になりかねんかったしな」
「だろうな」
雪は小さな声で呟いていた。
雪が向かった先は、マンションだった。
しかしそこは、現在雪が暮らしている
マンションではなく以前、雪が住んでい
たが、花梨に引き継いだマンションであ
る。
約束の場所には、既に自信ありげに立つ
義信の姿があった。
「おまたせしました。
では、早速行きましょうか」
「よかったよ。来てくれて。
じゃないと俺一人で、星田花梨さんに会
いに行く事になりかねんかったしな」
「だろうな」
雪は小さな声で呟いていた。
雪が向かった先は、マンションだった。
しかしそこは、現在雪が暮らしている
マンションではなく以前、雪が住んでい
たが、花梨に引き継いだマンションであ
る。