最後に流した涙は…



ーポツポツ
雨が降ってきたみたい



ーザァー
雨、強くなってきたなぁー



でも、私はブランコから降りることなくその場にとどまっていた。自分でも何がしたいのかさっぱり分からない


私は、結局誰からも愛されずに死んで逝ってしまうのだろうか



それでもいい



もう、疲れてしまった。人を信じることも愛することも何もかも…



××「おい、そんな所で何してる?」



顔を上げて見てみたら拓斗先生だった



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