最後に流した涙は…
拓斗「咲乃!!何してんだこんな所で。取り敢えず、俺ん家行くぞ!車に乗れ」
私は素直に従った
ーIN車の中
拓斗「どうして、あんな雨の中あそこにいた?症状が悪化したら長く生きられるもんも生きられねぇぞ!咲乃!」
昔に比べると1ヶ月前の検診の時は目に光が戻っていたのに光が一切無くなってる?いや、昔よりも更に闇に染まってる。この1〜2ヶ月弱の間で何があったんだ
咲乃「別に症状が悪化しようがしまいがもうどうでもいい。拓斗もそうなの?私の、私の名前じゃない人の名前を呼ぶの?もー、嫌!名前を呼ばないでー!!!」
拓斗「どう言うことだ?ちゃんと説明しなきゃ分からねぇだろ」
咲乃「…………」