最後に流した涙は…



ー入院したあの日から2週間後



私は、あれから1歩も病室から出ていない



ご飯なんて食べなくてもいい。いつも食べないから何も変わらない日々を過ごしていた。でも、1つ変わったこと



それは、拓斗が私の主治医から外れた



ついに見放されたのかもしれない



私は、別にどうでもいい。私の主治医が疲れたなら辞めればいい。私は、両親にも親戚にも友達だった人にも担任にも見放されていったからこんなの痛くも痒くもない



ただ、急に心配してくれる人やいつも側にいてくれた人がいなくなると


































──────────寂しい



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