最後に流した涙は…




胡桃「そんなことがあったの…」



咲乃「ねぇ、胡桃。龍雅くん、私と紗希乃さんを重ねて見ていたんじゃないかな?」



胡桃「そんなことないって」



咲乃「紗希乃さん帰ってきたから、私はきっとようなしってことだよね」



胡桃「ねぇ、咲乃。何か、変なこと考えてないよね?」



咲乃「何にも考えてないよ。ただ、いつ死ぬのかなってことは考えてるけど」



胡桃「あと何ヶ月なの?」



咲乃「今月でちょうど半年」



胡桃「じゃぁ、これから毎日放課後遊ぼ」



咲乃「そうすると、仁くんが怒るんじゃない?恨まれるのはやだよ?」




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