最後に流した涙は…



咲乃「ねぇ、龍雅くんはただ紗希乃さんに似ている私を紗希乃さんだと思って今まで接していたの?」



龍雅「………」



咲乃「黙ってたら、分からないじゃない」



龍雅「あいつは、紗希乃は俺を裏切ったんだ。でも、俺は本気で好きだった。だから、紗希乃に似ている咲乃に惚れたのかも知れない」



咲乃「じゃぁ、遊園地で言ったことは嘘ってことだよね?龍雅くんも結局はあいつらと同じ人種だったわけか………」



龍雅「俺遊園地で何か言ったっけ?
あいつらと同じ人種ってどう言う意味だ」



咲乃「忘れたんだ。そっか、そっか。龍雅くんには関係ないことよ」



龍雅「言ったこと。そんな大事なことだっけ?俺はお前の彼氏だし関係はある」



俺はこの時嘘をついた。ごめんな…。



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