最後に流した涙は…
龍雅「はっ?何で別れるんだよ」
咲乃「紗希乃さんの存在を知ってから、龍雅くんが私のことを紗希乃さんとして見てる気がして、もう疲れたの…。私は、紗希乃さんの身代わりになるつもりはない」
これでいいんだ。これで…………
ただ、別れが早くなっただけ。この先、私たちが続いても別れるタイムリミットは5ヶ月後の2月って決めてたし
龍雅「あの日からずっとそんなこと思ってたのかよ…。
初めは、紗希乃を忘れられない思いからお前を身代わりにしていた。そのことは、悪いと思ってる。でも、いつからかお前と紗希乃は全然違うってことに気付いた」