【短】私の意地見せてやるっ!
どんどんユウさんの顔が迫ってくる。
「ちょっ……やめっ…!」
私は、つい目をつぶってしまった。
だけど、私が予想してた感触はこない。
恐る恐る目を開けた。
そこには、悪い笑顔を浮かべた
ユウさんがいた。
「あっれー?瑠奈ちゃん?
目なんかつぶってどうしたのー?」
こ…こいつっ!!
わざとでしょっ!!
「うー…」
私は反論も出来ず、唸った。
「でっもなー…
メールしてくれないんだったら、
キスしちゃおうかなー?」