多泣多笑。

「・・・・暁」
「なに？」

拓夢は、早くも最終手段発動。

「・・・俺、お前のことき「おかーさーん！！」・・・・」

効果、絶大。
ちなみに、言葉の続きは「らいになったかも」だ。
前の文章とつなげてくれ。
拓夢は、笑顔になった。

「どうしたの？暁ちゃん」
「拓夢がまだここら辺の土地理解してないから、僕が案内してまわりたい」
「ああ、ありがとう」
「だから、拓夢私服にもどしていい？」
「いいよ。さすがに制服で散歩は恥ずかしいし・・・」
「拓夢～！！早く着替えて～！！！！！」

暁は拓夢を急かす。
・・・・確かに私服には戻りたかったけど！！
確かに探検はまだ済んでなかったけど！！

・・・・・・・・・・なんで俺は暁と出かけなきゃならんのだ～！？

拓夢は、自分と暁に計画性というものがないことに後悔した。