多泣多笑。
家を出て、15分が経過した。
拓夢は、結構な道のりを歩いた。
その途中で、見たものは、
アパート、空き地、畑、田んぼ、家。
・・・・典型的な田舎の風景だなぁ。
拓夢は自販機でジュースを買い、近くの公園に生えてあった大きな木に登って、ため息をついた。
あたたかいなぁ・・・・・。
つい、うとうと・・・としてしまうあたたかさ。

ゴッキュゴッキュゴッキュ・・・

「ふぁ~・・・・・」

ジュースを一気に飲み干して大きなあくびをし、静かに目を閉じた。


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