僕の暇つぶし



今日も僕は母さんに

愛してる


と笑顔で虚言を吐く






傷は嘘をつくたび増えていく



その汚い傷跡を見るたび


自分の性格にぴったりで可笑しくなる


こんなに僕に似合ってるアクセサリーは他にないだろう





僕は自分の滑稽さに




笑いながら









泣いた





end
< 5 / 5 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop