好きなんて言わないで…
余計な心配をかけなくなくて私はお金を出してまだ窓の外を見ている麗奈に「ごめん、帰るね」と言って店を出た






麗奈の声が聞こえたけど私は気づかないフリをした






今は一人でいたかった






こんな情けない姿を誰かに見られたくなかった……






私は走って家の近くの公園まで来ていた





ベンチに座り私は大泣きした






こんなに泣いたのはきっと翼先輩がいなくなった時だった






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