プリンセス☆ロード
「ほら、いちゃついてないでさっさと食べようぜ!」
「いちゃ…!?」
リュウがからかうように言う。
私は顔が真っ赤に。
「あほか」
レンは、気にもしていないように言い放ち席に着いた。
少しは照れるとかないの?
「うまい!」
皆は、喜んでご飯をパクパク食べてくれるみんな。
頑張ってよかった。
私の世界の料理だけど、皆の口には合ったみたい。
「ねぇ、どうだった?」
「ああ。やっぱりすぐに悪魔とはい仲良くしましょうとはならないな」
「そっか。そうだよね…」
今までいがみ合っていた過去があるんだもん。
誤解とはいえ、互いに恨んでいたわけだし。
「でも、ここのところ悪魔の襲撃もなくなってきたことで、俺たちの話の信ぴょう性も伝わったらしく、最初よりは前向きに考えてくれてる」
「そう!よかった!」
「ロイドも、なんとか頑張ってやっているようですよ」
「本当?」
そうだ、ロイドにも会いに行ったんだよね。
そっか。
何とかやってるんだ。