私とねこ ［短

それから数日がたったある日。


ーーーーピーんポーン


家のインターホンが鳴った。

家には私とハクしかいないので仕方なく私がでようと玄関に向かった。

そういえば、今日は叔母さんがハクを見に来ると、母が話していたっけ。

私はなんの警戒心もなく、鍵を開けようと手を延ばす。

しかし、ドアの鍵を開けようとすると、ハクが足に噛み付いてきた。

足から血が出ているのが見えた。

こんなに強く噛みつかれたのは初めてだ。

「いたたっ…！後で遊んであげるからちょっと待っててね。」


そう言って急いで鍵を開け、ドアを開けた。

「はーいっ」