戦乙女と紅~呪われの魔槍の章~
久しぶりにいい汗をかいた。

俺も乙女も武器を片付け、鍛錬場を後にしようとする。

と。

「乙女」

一人の兵士が鍛錬場に顔を覗かせた。

「やはりここでしたか」

「どうした?何かあったか?」

問い返す乙女に。

「はい、謁見を求める者が訪れています」

兵士は言った。

















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