終わらない歌
~転校生~

私が通っている、桜ヶ丘小は、小さな田舎町にありました。



そんな田舎町に、今日、転校生が、来ると皆大騒ぎ!




「鈴ぅ!転校生だって!しかも男子!」





朝から、私の横で大騒ぎしているのは、有村小夏私の親友!







私より遥かに可愛くて、頭も良いし、運動神経抜群!



まぁ、とにかく完璧女子!




もぅ、モテまくりで、男子から守るのも大変!





「ねぇ、聞いてる?松が丘小から来たらしんだけど、それがぁ。。。超超超イケメンらしいの!」




「ふぅん。」



正直どうでも良かった。だって、男のこに興味なかったから。





「ねぇ、鈴音?ちょっと男の子に、興味もったら?」




「あぁ、私は、いいやぁ。」





「何で?」




「だって、男なんてバカな生き物だももん。」





「だから、楽しいんじゃない!」





「どうゆうこと?」





「まあ、鈴音にもわかる日が来るわよ!」






なぜか、私には、小夏が、大人に思えた。



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