恋愛無関心彼氏






そして、俺は無事に高校生になった。












毎日、毎日茜のお見舞いに通い続けた病院は俺には日課になっていた。











修学旅行が終わって休む暇なく病院に向かった。












茜はベッドで仰向けに目を瞑っている。










茜の手を優しく掴み話しかけた。











「今日、やっと修学旅行終わったよ。茜と一緒に行きたかった。」













もちろん、返事はない。









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