恋愛無関心彼氏








「お客様中へお入り下さい。」













入りたくないです。










心の叫びは当然誰にも届かない。














私は圭人君の服をギュッと握った。












最初は日本人形の置物がたくさん置いてあっただけであまり怖くなかった。












「次……来るよね。」














「お前を呪い殺してやる!!」












と声が聞こえた瞬間に、髪の長い女の人が襖を破って出てきた。













「ぎゃーー!!!!!」













私は無我夢中で走った。









気づけば出口だった。










< 271 / 326 >

この作品をシェア

pagetop