恋愛無関心彼氏
「ごめん。」
圭人君は隼人君の腕を引っ張り立ち上がらせた。
「焦った。てか、隼人ありがとう。助かった。」
「えっ?」
ちょっと何がありがとうなの?
「殴り倒したのに圭人君が隼人君にお礼言うとかおかしいよ。」
「あぁ。圭人が俺に頼み事してきたからな。」
「頼み事?」
「うん。名前を付ければ、圭人デート作戦。」
「デート作戦?」
「圭人が矢野とデートしたいからお願いだから手伝ってって言われたから仕方なく手伝ってやったわけ。」
「そんな事しなくても、圭人君が誘ってくれるならどこにでも行くよ。」