恋愛無関心彼氏
「こっちこそごめん…急に時間空けてとか頼む方が悪かった。本当にごめんなさい。」
やっぱ、矢野は面白い。
俺が矢野の為に時間空けるとか当然でしょ。
「なら、いいよ。少しだけなら。」
すると、矢野はパァァと笑顔になった。
「やったー!!ありがとう。」
1人で喜んでるし。
放課後になって『中庭に来て』と矢野に言われたので中庭に向かった。
矢野はベンチに座って待っていた。
「本条君!!」
俺を見たら立ち上がって手を振っていた。