恋愛無関心彼氏
「なぁ、兄貴はもうすぐここの家出んだろ?」
「ん、これからは彼女と同居する。」
二人の顔を驚いた顔で交互に見た。
「まぁ、だから瑞希ちゃんは安心してここの家に住めるよ。」
「えっ!?いいんですか?」
「もちろん。」
「さっきは嫌だとか言ってたくせに。」
ボソッと圭人君が呟く。
「じゃあ…親に連絡してきます。」
私は親に電話で住居先が決まったことを連絡した。
「んじゃ、俺は明日の朝にはここ出るから。」
優人さんは引っ越しの準備のため忙しそうに自室に行った。