恋愛無関心彼氏
「圭人君…ありがとう」
「別に。」
少し照れたように圭人君は笑った。
その後は他愛もない会話をして駅まで送ってもらった。
明日から圭人君と同居するのか…。
少し胸が高まった。
翌朝、気持ちのいい 朝の日差しを見ると嬉しくなった。
家を出る時は両親に駅まで車で送ってもらう。
お母さんは心配そうにしていたけれど、お父さんはソファに腰掛けて新聞を読んでいた。
娘が家を出るのに朝ご飯先に食べちゃうなんてなんか悲しい。