恋愛無関心彼氏
「はい」
圭人君はお母さんとお父さんが居なくなるまで頭を下げ続けた。
「瑞希、行こ。」
「うん!荷物持って来すぎちゃったかなぁ」
「こんくらい大丈夫。」
圭人君は一番重い荷物と後は少し軽めの荷物を持ってくれた。
「ごめん…重いよね。」
「大丈夫だから。」
「ありがとう。」
その後、長い道のりを歩いてようやく本条家が見えた。
私は止まったり、歩いたりを繰り返していた。
圭人君の家まで送ってもらえばよかった。