恋愛無関心彼氏
「それで上手いんだね。」
「うん。てか、仕事の時間大丈夫?」
「へっ……ああ゛!!!今日から出勤だった!!ごめん…圭人君後片付けよろしくお願いします!」
慌ただしくあっちら、こっちらしている瑞希を見て笑い玄関の外まで見送った。
「んじゃ!行ってくるね。」
「うん。行ってらっしゃい。ちょっとこっち来て。」
手招きをして近づいて来た瑞希のおでこに触れるだけのキスをした。
「け、け、圭人君!?」
「遅刻するよ。早く行かないと。」
「そうだった!!頑張って来るね。」
そう言うと瑞希は満面の笑顔で手を振ると行ってしまった。