ヒトメボレ。


「あ、ついたな。」





気づいたらもう降りる駅まで来てたらしく、






「じゃあちゃんと気をつけろよ?」





と、優しく微笑み電車を降りて行った。





バクバクバク…。




電車を降りた今でもさっきのは夢だったんじゃないのかと思う。





でも、心臓の鳴り止まない音が





さっきのが夢じゃないことを物語っている。


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