Amarosso~深い愛~の作り方♪

「雑用、なんでもやってやるから、勝手に決めてくれ」


言った途端、何か嫌な予感がした。

目が合うと、にやっと笑う。


「雑用だぞ」


念を押した。


「わかってるよ。
 雑用ね」


ウィンクされますます不安が増した。

そして予感的中。


「宮内」

「うん」

「これは雑用か?」

「もろ雑用じゃない。
 うふふ」


不気味ともとれる笑いをもらす。

朝早い集合時間に行くと、麗華から黒いギャルソンエプロンを渡された。
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