後ろの甘々狂犬王子とペットなメイ②
わたし負けないから!
「木野さん、最近ストーカーみたいな危ない人、大丈夫なの?」
「はい、凛先輩が助けてくれるので大丈夫です」
「そっか良かったね」
図書室の椅子に座り、教科書をペラペラめくりながら、木野さんの様子を伺う。
「昨日、凛くんと会ってたんだね・・・」
サラッと流してみた。
「あの・・・実は・・・」
木野さんは、持っていたボールペンを置くと、難しそうな顔をする。
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わたし負けないから!