あたしに明日は来るのでしょうか。



「公園だ...」



そこには、フェンスに囲まれた小さな公園。




「この公園......見たことない...」


一人、ブツブツ声に出しながら、その公園に足を進める。



こんな所にあったっけ...?



いや......もしかすると、あたしがこの公園の存在に気づかなかっただけなのかな。




うん......多分そうだ。



あたし、朝いっつも走って学校に向かってるからね。


学校帰りすらも走って帰るか、辺りが薄暗い時間に帰るかのどっちかだから。


うん、気づかないのも当たり前。





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