あたしに明日は来るのでしょうか。
でも、陽架里の姿ない。
......どうしたんだろ。
そう思いながら、鞄を机の横に掛けて座った瞬間だった。
教室の前側のドアから、陽架里と亜真菜(アマナ)が入って来た。
楽しそうに、笑いながら話してる。
亜真菜とは、私達と友達で軽音部の一員でもある。
軽音部では、オルガンを弾いていて。
けど、最近部活に顔を出さない。
つまりは、ずっと休んでるって事。
だから、何でまた......陽架里といるんだろ。
そんな考えが頭をよぎる。