あたしに明日は来るのでしょうか。



榊を見れば、どこか勝ち誇ったような、そんな余裕な表情をしていて。



「あんた......何が言いたいの」



思わず、ポロリとそんな言葉が出ていた。



ついに、頭狂った...?




「お前なぁ...「大体さ、榊も素直になればいいのよ」



ガンガン机を蹴りながら、そう言った陽架里に、




「「.........は?」」



あたしと榊の声が重なる。




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