あたしに明日は来るのでしょうか。



てゆうか、何⁉︎


「榊って好きな子いんの⁉︎」


思わずブブッと吹き出す。



「あのなぁ......」



「榊に好かれてる子、なーんか可哀想......」


身体をワザと縮こませて、榊を怯えた目で見つめる。



こんなヤツに...



あたしだったら、絶対無理だ。


こんな最低最悪なヤツ。



乙女の心を抉るヤツだよ。




うわぁ......何かホントに可哀想になってきた。




< 18 / 339 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop