あたしに明日は来るのでしょうか。



「え、逆に何でそう思うの? どう考えたって、そうとしか考えらんないじゃない」


あたしを見つめてそう言う陽架里に、箸で掴んでいたタコさんウインナーを落としそうになる。


「い、いやいや、それはおかしいって」


どう考えたって、そうとはならない。


そう思いながらタコさんウインナーを口に運ぶ。



「もう......薫は何で分かんないのよ」


そう言って、あたしを見る陽架里に、首を捻る。


「...そんなの分かるわけないじゃん」


陽架里がその発想に辿り着く時点でおかしいし。



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