あたしに明日は来るのでしょうか。
......んとに、バカなのはどっちだ。
まぁ、そう言ってる俺も俺だけどな。
好きなのに、思ってもない事が口からペラペラ出てくっし。
アイツはその言葉を真に受けて怒るし。
俺......絶対ぇ嫌われてんな。
まぁ、それだけじゃめげねぇけど。
振り向かせてやるし。
見とけよ。
これから頑張ってやる。
覚悟しとけ。
そう心の中で決めて、掌に力を込めると、保健室のドアに向かって歩き始めた。