あたしに明日は来るのでしょうか。



「そんなの、もちろんアタックするからに決まってんじゃない」


そう言って、ウインクをあたしに飛ばしてきた。


「ちょ、何それ......」


あたしにそんな事出来るわけないでしょ。


「そのまんま♪」


「嫌だって......」


「あ、丁度4人掛けで、榊の右隣に友達が座ってんじゃん? 左隣空いてるから、そこに薫が座って、薫の隣に私が座ればいいじゃない‼︎」


完璧‼︎


そう言って、早速あたしの腕を引っ張って歩き始める陽架里。


「ちょ...‼︎」


あたしの意見は無視かい‼︎


陽架里、すぐ行動に移しすぎでしょ。


あ、でも......


「陽架里もアタックしたらいいのに」


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