あたしに明日は来るのでしょうか。
秋人side
「薫......?」
さっきの薫の行動に驚きながら、顔を覗き込む。
「ちょ、見ないで。恥ずかしい」
そう言って顔を両手で隠す薫。
何コイツ......マジで可愛いんだけど。
茹でだこと言っていいほど、顔を赤くしている薫。
つか、確かに俺のこと名前で呼んだよな...?
しかもあれは反則だろ。
マジ何なんだコイツは。
未だに隣で顔を隠して俯いている薫。
そんな薫を包むかのように抱きしめると、ポツリ小さく呟いた。
「俺、やばいくらいお前のこと好きだわ」
秋人side*END