あたしに明日は来るのでしょうか。



「うわっ。な、何?」



「そんなの言われたら余計関わりたくなるんだけど」



オレの悪い好奇心。



ダメとか言われたら余計やりたくなるタイプ。



「は......」



「お前、暇? いや、暇だよな。今から遊びにいくぞ。服着替えてこい」



驚いてる片井をよそに、ぐいぐいと背中を押す。



なんでか知らねーけど、落ち込んでるお前を楽しませてやるよ。



なんか放っておけねーんだよな。



無理矢理家に押し込むと、扉を閉めて片井が出てくるまで待つことにした。



アイツ、どこに行けば楽しむんだろ。



でもまぁ、笑顔が見れたらそれでいっか。






海side*END


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