あたしに明日は来るのでしょうか。
「うん。そうなの......めんどくさいよ」
机に項垂れながら、ため息をつく。
お母さん、人遣い荒いんだから…ホント。
あたしじゃなくて、お姉ちゃんに頼んでほしいぐらいだよ。
「まぁ、仕方ないね。ドンマイ」
あたしの肩をポンポン叩きながら笑う陽架里を見て、頬を膨らます。
「暇ならついて来てよー...」
「えー? 仕方ないなぁ。まぁついでだし私の買い物にも付き合ってよ?」
「ホント⁉︎ やった‼︎ さすが陽架里‼︎」
机から起き上がると、陽架里の背中をバシバシ叩く。
「うん。何かおかしく聞こえるけど、気にしない」