あたしに明日は来るのでしょうか。



「薫〜?」


「い、いやぁ‼︎ ご、ごめん‼︎ ごめんなさい‼︎ 陽架里さん‼︎」


目をギュッと瞑って、顔の前で腕をクロスする。




身の危険を感じた。


それが今のあたしにピッタリじゃないかな。


なんて。





「ほら、私の買い物に付き合ってくれるんでしょ? さっさと行くよ」


そう言ってあたしの頭を軽く叩くと、先に歩き始めてしまった。



< 67 / 339 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop