あたしに明日は来るのでしょうか。



「あ、ちょっと待ってよ...‼︎」


小走りしながら、陽架里の隣へと向かう。


「多分結構時間かかるかもしんない」


そう言って、スタスタ歩く陽架里の隣で、あたしはただ首を捻る事しか出来なかった。





───......


「薫〜これとこれ、どう思う?」


そう言って、キラリとしたモノを見せてくる陽架里。


「え、これ?」


思わず陽架里の持っているモノを手に取って、顔を歪める。




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