あたしに明日は来るのでしょうか。
「だからこそ付けたいの!」
「......」
うん。
意味が分からない。
いや、むしろ陽架里の考えについていけない。
「ま、ざっと言えば、乙女の憧れってやつ‼︎」
そう言って、手をパンッと叩く陽架里。
「いや、ざっと言いすぎでしょ」
乙女の憧れがピアス付ける事って...
ホントですかい。
少なくとも、あたしはそう思わない。
まぁ...ほんの少しだけ好奇心はあると思うけど。
無理無理。