あたしに明日は来るのでしょうか。
「そうね...突然なったの?」
聞こえてきた声に顔を上げると、頷く。
突然だったから、自分でも分からなかった。
ただただ、目の前の状況についていけない。
「そっか...でも大丈夫。先生がいつでも話聞くから。何かあったらまた相談しにおいで?」
そう言って、微笑みながらあたしの頭を撫でた先生に、自然と笑顔が零れる。
「さすが、先生。頼りになります」
「ふふっ。ありがとう」