あなたに逢えた~believe~
「…お願いします」

「はい」

ニコッと微笑む内海くん。

その笑顔に…心が温かくなる。

助手席に座ると内海くんがドアを閉めて、運転席に座った。

シートベルトを閉めながら、

「篠原さん、家はどの辺?」

と内海くん。

「あ、ここから…」

家の場所を内海くんに教える。

「OK」

エンジンを掛けて、駐車場から出た。

< 115 / 128 >

この作品をシェア

pagetop