あなたに逢えた~believe~
それから10番の彼を無意識で追っていた。

相手に挑む時の強い瞳。

突き刺すような視線。

シュートが決まった瞬間の笑顔。

どれを取っても、新鮮で胸がドキドキする。

(どうしちゃったんだろ?)

発作のようで、発作じゃない。

発作と違って何だか心地よくて…

私自身も何が何だか分からない。

でも、彼から目を離す事は無かった。

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