あいつと最後の恋愛・・・できますか
喫茶店に着いた・・・

彼女が言いにくそうにしている。みようによったら、私が彼女を怒っている

雰囲気にみえてしまう・・・

「あのね。私この後、約束あるから」

「すいません・・・」

「で、何か言いたいこと?」

「はい・・・聡さんのことで・・・」

「どうした?あいつ何か言ってきた?」

「じゃなくて・・私が悪いのに・・・変な噂が・・・」

「あ~あれ。聡なら気にしてないよ。それに山田が聡に謝ったて聞いたし」

「先輩、何で知っているんですか?」

「ごめん。聡から聞いた」

「・・・聡さんっていい方なんです。でも・・・」

「でも・・って何?」

「いつも違うこと考えているようで・・・」

「あいつが?あのバカ!こんなかわいい子を不安にさせたのね・・殴ってやりたいわ」

「先輩。違うんです!私がその答えを知ってしまったんです」

「聡さん・・・玲って寝言で言ったんです・・・」

「は・・?何で私?夢で飲んでたんじゃないの?」(なーんか嫌な予感がしてきた・・・)

「彼・・その後涙を流したんです・・寝ているのに・・・」(この間と同じだ・・・)

「そうか・・。で、何故あなたは聡に聞かなかったの?」

「怖かったんです・・・玲さんが好きって言われるのが・・」(まさか・・・)

「好き?っておかしくない?それだけで決めるのは。」

「先輩。聡さんが先輩のこと思っているのわからないんですか?」

一瞬顔が強張った・・(やばい・・・落ち着け・・)
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