あいつと最後の恋愛・・・できますか
一番聞きたくない言葉を聞いた・・・認めたら終わり・・だ・・

「先輩・・大丈夫ですか?」

「あ・・ごめん・・でもね、あなたは聡に聞かなかったわけでしょ真実を。」

「向き合えませんでした・・聡さんの答えが怖かったんです」

「で山田に相談したの?」

「始めは山田さんに聞いてもらったんです。聡さんのことを・・・」

「そっか・・そこから・・まぁよくあることだわ・・・」

「すいません・・」

「でも何で別れなったの?」

「聡さんに怒ってもらいたかったんです・・でも何も言いませんでした」

「あいつ根性なしか。ったく・・」

「浮気がばれているのはわかっていました。でも何も言わないんです
 それで・・この間の別れ話になりました」

「聡は何て?」

「浮気されても仕方がなかった。俺が全部悪いから・・俺を悪者にしろって言ってきました」

「私の浮気の件を隠してくれたんです・・」

「何?それ・・でもそうなったのは聡が悪いからいいんじゃないの?」

「でも浮気は事実ですから・・・」

「もう気にしなくてもいいと思うよ。聡がきっかけでこうなったんだし、山田と幸せになりなさいね」

「先輩も。幸せになってくださいね。聡さんと」

「はああ~!それは無いわ。断言する」(ありえないから・・・)

「先輩・・・聡さんのこと気になりませんか?」(ほらきた。その質問)

「う~ん・・いいやつだよ。でもね・・飲み友」

「それ以上は?ありませんか?」

「ない!」(・・・と思う)

「先輩、約束は?」

「あー!しまった。ごめん急ぐわ!」その場にお茶代を置いて急いで向かった

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