あいつと最後の恋愛・・・できますか
自分のデスクに戻り、仕事をしながら敏則を待った。

8時・・・。もう3時間・・・

打ち合わせ室から二人が出てきた。

「玲、聡、ごめんな心配かけて・・」

「今日は突然お邪魔してすいませんでした」と頭を下げた。

「いいの。それより・・・どうする?」

「今夜は愛花のホテルで話する」

「じゃ・・・大丈夫よね」

「二人には世話かけたな」

「じゃ・・貸しね」

「わかったよ」

「愛花さん・・敏則と頑張ってね」

「玲さんも・・素敵な旦那様ですね」

「ち!違うよ!まだ彼氏」

「え!すいません」

「な・・みんなそう見えるんだよー玲ちゃーん」

「キモ!敏則、ちゃん付けはやめて」

「昔呼んだじゃねーか」

「もうそんな歳じゃないでしょ」

「そんじゃ行くわ。お疲れ」

「お疲れ」

二人は帰って行った。

「あー聡お腹すいた」

「俺も・・・早く玲が食べたい・・」

「ばか!ここでいうな!」

「ま・・いつでも食べれるし・・・」笑いながら鞄を取りに行った。

一人顔を赤くしながら、ロッカールームに荷物を取りに行った。



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