あいつと最後の恋愛・・・できますか
家に帰ってお風呂に入り、寝室へ行くと、聡はもうベットの中だった。

「今日はお疲れさま・・」頬に軽くキスを落とした。

「じゃ・・俺も・・」頭を押さえられて唇を塞がれた。

舌の絡みかたがいつもより感じる・・お酒のせいだろう・・・

唇が離れ聡のオス化した目で見つめられると、どうにでもしてほしくなる・・・

唇が潤い半開きになった唇と舌でなめられただけで、身体が痺れた・・・

「玲がすごくエロく見える・・・」

「ばーか」

甘い時間を二人で過ごした・・・

少し狭いベットに引っ付いて眠りについた。



少し早く目を覚まし、聡の寝顔を見ながら思った。

ほんと・・・わかんないや・・・

聡とここで寝ていることが・・・

最後の恋愛・・・これで終わりそう・・・

敏則が来てからは結婚という二文字がちらつき始めた・・・

女が結婚にあこがれるのはわかるけど、聡ってどうなんだろう・・・?

私の周りの男共は遊び人が多すぎて、結婚なんて考えてなかった。

唯一結婚しているのは・・・・拓弥だけか・・・

聡・・・健二・・・敏則・・・

この先が楽しみかも・・

起こさないようにそっと起きて朝食を作った。

そろそろいい時間になり、聡を起こしに行った。

「朝だよ~聡~」

寝起きが悪い・・・起きない・・・

「襲うぞ」耳元で言ってみた。

「じゃ・・やってみろよ」ベットに引き込まれてしまった。

「嘘。ごめん。時間がない」

「ちっ・・・」舌打ちしながら起きあがった。

「玲・・・おはよう」ニコッと笑った

朝から聡の笑顔・・・私の心がキュンとした。
< 140 / 441 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop