あいつと最後の恋愛・・・できますか
部屋へ行くと聡と敏則が話をしていてた。

声を掛けることもなく二人でじっと見ていた。

笑ったり、ちょっと困った顔したり、にやっと笑ったり、

何処か気持ち悪くて、そろそろ声を掛けようと近づいた。

が・・・話に夢中なのか気づきもしない。

二人で呆れた顔して声を掛けた。

「お二人さん」

驚き「ビックリしたー」敏則が言った。

「なんの話?」と聞くと

「玲お前」の一言。

「何よ」と言うと

「「秘密」」

余計なことを言ってなかったらいいけど・・・

沙織はあきれ顔で自分の席に行った。

「ちょっとあんた。昨日のことどうなった」

「愛花か?」

「そうよ。あんたはどうでもいいわ」

「玲・・それ可哀想だぞ」

「敏則は心配するほどでもないわ」

「玲・・きつくないか?」

「いいから。で、どうなったの」

「友達・・・相談相手・・・な感じかな」

「あんた・・・ほんとバカね」

「もういいんだよ・・」

「アメリカから追いかけてきて・・お友達?・・ちょっと」敏則を引っ張った

「玲なんだよ」

そとの休憩室で敏則にむかって怒った。
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