あいつと最後の恋愛・・・できますか
「ちょっと何!」

「いいから」壁からシャワーヘッドを取ってかけてくれた。

ただでさえまだドキドキするのに、これ以上ここでされてしまうと

身が持たない・・・

やさしく触れる指先にピクッと反応してしまった。

「じっとしろ」ボディーソープの泡と一緒触れる指の動きにだんだん

立っているの辛くなり、壁に手をついてしまった。

「その恰好ちょっとエロイな」

「・・って聡が・・」

浴室の暑さと身体の熱さでのぼせそう・・・

シャワーの温度を少しぬるくしてもらい身体の泡を流してもらった。

髪も丁寧に洗ってもらい結局顔意外はすべて洗ってくれた。

浴槽につかり聡のもたれるようにして浸かった。

「ありがとうね」

「こんなの毎日でもいいぞ」

「私の身がもたない・・」

「俺は玲のおかげで元気になる」

「ばか・・」

「玲・・・さっきの電話気にしただろ」

何でいきなりここで聞くのかと思った。でもはっきり気持ちは伝えて

おいたほうがいいと思ったので素直に答えた。

「気になったよ」

「理香っていってな・・俺の大学の時の彼女だった」

「え・・何で今更・・」

「俺もわからない・・心配するな理香は結婚してるから」

「だから私のこと言ったんだ」

「ああ」

って言うことは拓弥も知っているはず・・・

でも何で今更・・・

思いたくないが考えが嫌な方向を向いてしまう・・・

「玲・・・心配するな」

顔を横に向けられ唇を塞がれた。

これ以上何も言わせないように・・・

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